「先端科学特論」とは開成で開設している学校設定教科で、大学や研究開発機関などを訪問し課外学習を行います。この「特論」は5回実施され、今回紹介するのはその2回目となります。

8月17日に4年次生の25人が農研機構にて、「農業・食品研究とバイオテクノロジー」というテーマのもと実習を行ってきました。小花和さんによる「ドローンの農業利用」のお話では、地表環境を簡単かつ正確に定量化することで、収穫量の予測ができることを知りました。多田さんによる「映像解析AIによる乳牛の行動モニタリングについて」のお話では、乳牛の行動から、乳牛のケガや病気について、AIを用いて発見できるようになることを目指しているということで、今後の酪農業界が楽しみです。その他にも、「乳牛の品質改良」や「エシカル酪農」についてもお話を聞くことができました。