3年生の授業である課題研究において、1年間の調査研究総括として学年代表の6班が、全校生徒に向けて調査研究を発表しました。2・3年生は体育館で、1年生はグーグルミートを活用したオンライン配信で各組の教室で視聴しました。

 

『定山渓に新しい顔を』

1つ目の発表は、『定山渓に新しい顔を』です。

 札幌市の魅力について紹介し、新型コロナウイルス感染症よる観光業による打撃を受けた定山渓の現在の課題を上げ、新しい観光事業の提案をしました。その中でもグランピングを取り上げ、香川県が実施している事業を例に上げながら定山渓の温泉事業との連携をアピールしました。

『北海道観光のWEBページ』

2つ目の発表は、『北海道観光のWEBページ』です。

 この班は、北海道観光を盛り上げるために1からWEBページをデザインし、それを紹介しました。北海道には、魅力的な場所が多く存在し、多くの人に知ってもらうことが出来ればより、観光産業が盛んになると考えたそうです。グルメ、観光スポット、イベントの三方向から紹介しており、興味のある分野を閲覧できるようになっています。

『世代ごとのトレーニング方法』

3つ目の発表は、『世代ごとのトレーニング方法』です。

 コロナ禍による運動不足の人が増加していることを危惧し、気軽にできるトレーニング方法を短い動画にまとめて紹介しました。運動をする目的をスポーツをしてる人、ダイエットする大人、高齢者の体力増進の3つに分けて紹介し、幅広い人に対応する様に作成しました。

『チャレンジグルメコンテスト』

4つ目の発表は、『チャレンジグルメコンテスト』です。

 令和4年9月17日(土)に行われたチャレンジグルメコンテストの運営スタッフとして参加した生徒たちの発表です。イベントの当日の流れや自身の役割について話し、イベント運営は事前準備がとても重要であること、表舞台に立たないスタッフが影で支えていることなど、実際に運営に参加して得た気付きを生徒に共有しました。

『購買を活性化させるためには』

5つ目の発表は、『購買を活性化させるためには』です。

 「学校でお菓子が食べたい!」という思いから始め、自分たちと同じように思っている生徒はいるかアンケートをとり、調査を行いました。需要確認の市場調査から始め、購買に協力をお願いし、1週間限定のプレ販売を実施しました。他商品の売上への影響力やゴミ問題などの課題をまとめた結果を生徒に共有しました。

『ポワソンさんとのコラボ商品』

6つ目の発表は、『ポワソンさんとのコラボ商品』です。

ポワソンダブリールさんとの共同開発の過程や、販売時の課題や改善策をまとめて発表しました。 同じ札幌市南区にあるポワソンダブリールさんと協力し、オリジナルのレアチーズケーキを開発し、校内限定で販売を行い、その売上をユニセフに寄付、また、使用後のカップをリサイクルしてランプにして、らいふてらす石山さんに寄贈する予定です。

ご講評

最後に本校校長の堀野智宏、札幌市教育委員会学校教育部教育推進課高等学校担当係長西野功泰様、札幌大学教授鈴木恵一様、生活協同組合コープさっぽろデジタル推進本部広報部部長緒方恵美様の4名よりご講評をいただき発表会を終了いたしました。発表や研究に対するアドバイスをしてくださり、発表者だけでなく1・2年生にとって、次年度に向けたよい指針となりました。