R4　SCS高校生・高専生向け起業体験プログラム

2022年8月4日と5日にSCS高校生・高専生向け起業体験プログラムのスタートアップベースU18を行いました。

SCSスタートアップスクールU18.pdf [218KB pdfファイル] 

SCSとは、スタートアップシティサッポロの頭文字で、札幌市が主導するスタートアップの発掘、育成支援プロジェクトです。アイデアの見つけ方やスタートアップのフレームワーク等を学びながら、自分のビジネスアイデアを事業化するプロセスを体験することをとおして、世の中の課題を解決したり、将来のキャリア選択の視野を広げたりすることをねらいとして、札幌市経済観光局、札幌市教育委員会、株式会社D2ガレージのお力添えをいただきながら、本校が主管校となり実施しています。

【１日目】

１日目の午前中は、スタートアップベースU18を実施してくださった「まつりば」代表の森真悠子さんからスタートアップ企業とは何か、アイデアを創出するには等のテーマの講義をスタートミーティングにおいて行っていただきました。

まずは、参加者の交流を深めるためにアイスブレイクで２人組になり自己紹介をした後、ペアを皆に他己紹介しました。

 　

その後には、事前課題に沿って考えたアイデアを発表し、そのアイデアに対して１人２票で投票を行いました。上位５つのアイデアをもとに2人～5人のチームを結成し、共同創業者として登記を行い、疑似起業しました！

　　

午後からは、起業したチームで新たな商品開発や提供するサービスの実現に向けて、アイデアのブラッシュアップを行ったり、大通周辺でフィールドワークを行ったりしました。

 　

最後に、専門家の方にメンタリングをしていただき、ブラッシュアップを深め１日目は終わりました。

　

【２日目】

2日目は、前日にブラッシュアップしたアイデアを他の人に紹介することから始めました。

　

次に開発した商品やサービスのデモンストレーションを行うために、プロトタイプ（試作品）作成を行いました。

商品開発を行うチームは、100均に行って材料を購入したり、アプリ開発を考えているチームは『Prott』というアプリを使って、アプリデザインを作成しました。

　

そして、いよいよデモンストレーション！それぞれ自社の商品やサービスを最大限アピールしました！

　

スタートアップの専門家による審査の結果、最優秀賞をとった企業は同ポイントで２社でした！

リュックを背負った時の汗問題を解決する商品を開発した『StopASE株式会社』と

勉強支援に特化したマッチングアプリを開発した『株式会社ティーチングマッチ』！

発表を見ていた人全員の審査結果が反映されたオーディエンス賞も何と『株式会社ティーチングマッチ』が選ばれました！

　

どのチームも接戦で、0.1ｐｔの僅差でした。

最後に、審査をしてくださった株式会社代表の方々よりご講評をいただきました。

　

今回の２DayプログラムスタートアップベースU18は、SCSのスタート地点。

今年の１１月１２日（土）の『DemoDay～最終成果発表会～』に向けて、アイデアブラッシュアップを繰り返し、よりよい商品やサービスにしていきます！