2024年度の2年生(1,3,6組)を対象に、「評論文を読み、情報同士の関係性について理解を深めながら、内容が的確に伝わるようにチームで図解を作成する」というICTを活用した論理国語の授業を実施しました。題材は『「探究」する学びをつくる』(藤原さと 著)です。

 

【授業の様子】

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【Aチームの図解】

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 【Bチームの図解】

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最後に、各生徒の振り返りをchatGPTでまとめたところ、次の結果が出ました。
 
chatGPT…この生徒たちの振り返りから共通して得られる学びや気づきをまとめると以下のようになります。
1.チームワークの重要性と難しさの認識
・チームでの作業は協力が必要であり、他のメンバーとの調整が難しいことを感じた。
・個性やスタイルの違いが図解の統一感を難しくするが、それが学びに繋がると感じている。
2.文章の理解と要約の重要性
・長文を要約し、ポイントを抽出する能力が図解作成において重要であることを学んだ。
・文章の理解が図解の質に直結することに気づき、文章の構造化や要約の練習を行った。
3.図解の効果的な作成方法
・色使いや図形の統一が図解の見やすさに大きく影響することを理解した。
・文章量を抑えて、視覚的に分かりやすい図解を作るための工夫が必要であることを学んだ。
4.他者の意見や作品を参考にする重要性
・他のチームやメンバーの作品を見ることで、新たな視点やアイデアを得られることを認識した。
・批評や評価を通じて、自分の図解の改善につながることを学んだ。
5.学習の成果と今後への展望
・図解の作成能力が向上し、前回よりもクオリティの高い作品が作れたという自己評価を得た。
・今後も文章の要点整理や図解の見やすさについての意識を高めていきたいという意欲を示した。
6.コミュニケーションスキルの向上
・チーム内での意見交換や議論を通じて、スライドのクオリティを高める方法を学んだ。
・文章の理解や表現方法について相互にアドバイスし合うことで、より良い図解を作成できるようになった。
7.学習したスキルの他の分野への応用
文章の要約や抽象化のスキルを図解作成に活かすだけでなく、他の学問や実生活でも役立つと感じた。
  これらの学びは、単なる図解の作成技術の向上だけでなく、チームワークやコミュニケーション能力の向上、さらには批評や他者との協力を通じた成長にも繋がっていることが伺えます。
 

 

 昨年度は個人で図解する授業を行いましたが、今年度は3人前後のチームで図解することにしました。協働的な学びを通して、生徒たちは日々成長しています。

 授業資料等、詳細は以下のPDFをご覧ください。

 

市立札幌藻岩高等学校国語科 對馬光揮

1.図解全体像プリント(単元冒頭で生徒へ配布) [417KB pdfファイル] 

2.スライド作成のポイント(単元冒頭で生徒へ配布) [661KB pdfファイル] 

3.コメントシート(ギャラリーウォーク時に生徒へ配布) [27KB pdfファイル] 

4.2年1組最優秀賞『「探究」する学びをつくる』 [3214KB pdfファイル] 

5.2年3組最優秀賞『「探究」する学びをつくる』 [2343KB pdfファイル] 

6.2年6組最優秀賞『「探究」する学びをつくる』 [2773KB pdfファイル] 

 

授業で紹介したサイト

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