ヒグマをテーマに特別授業が行われました。

 令和元年5月21日(火)5・6校時に「生物多様性保全とヒグマの札幌市街地への侵入防止」について酪農学園大学農食環境学群環境共生学類学類長 佐藤 喜和 教授を講師に特別授業を行いました。

 これまで、自分たちではどうしようもないと思っていた、ヒグマとの遭遇回避に対して、能動的にできることがあるという事項を紹介していただき、「生態系のバランスと保全」への学びを深めるとともに、生徒たちの安全に対する知識を広げる目的で行いました。

 佐藤教授からは札幌市の(南区の,さらには高校周辺の)ヒグマ問題をGlobalな視点で捉えつつ、Localなアクションを取るために、何が必要だろう。高校生の自分たちだったら何ができるだろう?と投げかけられました。今後、生徒たちが総合的な探究の時間の南区探究の探究テーマの1つとして考えたり、SDGsのNo.15テーマを考えたりする基調講演となってくれることを期待しています。

 当日は保護者のみなさまをはじめ、外部の来客も多くお越しいただきました。御忙しい中ありがとうございました。

北海道立総合研究機構環境科学センター自然環境部長 間野勉 様

北海道立総合研究機構環境科学センター自然環境部生物多様性保全グループ 近藤麻実 様

札幌市環境局環境都市推進部環境共生担当課熊対策調整担当係長 坂田一人 様

札幌市環境局環境都市推進部環境共生担当課主査 鎌田晃輔 様

札幌市南区市民部総務企画課地域安全担当係長 西村俊之 様

札幌市円山動物園飼育展示課飼育総括係 井本あゆみ 様

また、取材いただきましたマスコミのみなさまありがとうございました。

NHK札幌・北海道新聞・朝日新聞・北海道通信社