(美術部）高文連石狩支部大会！
8月21日～23日までの間、つどーむで開催された高文連石狩支部大会に参加をしました。
今年度、本校からは平面作品58、立体作品6、映像作品3の出品となりました。
どの作品も個性があり、生徒が真摯に作品と向き合ったことが伝わってきました。
石狩支部大会では、生徒と顧問の投票による審査が行われます。
今年は本校からは平面作品15、立体作品1が入選し全道大会へ進出することとなりました。
また、7作品が佳作となり、惜しくも作品は全道進出しませんが生徒自身は全道大会に参加ができます。
全ての作品を紹介することはできませんが、入選および佳作の作品を紹介いたします。
入選「反動」 3年 柿﨑礼子さん
絵の具を流し込んだり熱で溶かしたりする技法を使った抽象画です。独特の色合いに迫力を感じます。
入選「ししむら」 3年 佐藤真実さん
ほのかな光源で浮かび上がる人物が神秘的ですね。実は右側にすごく薄く人の顔が描いてあります。
（なのでうっすら人が見えても心霊現象ではありませんので、安心してください９
入選「微睡み」 3年 杉村百香さん
夢に落ちる瞬間の微睡みがよく表現されています。あの瞬間ってすごく気持ちいいですよね。
入選「右」 3年 堤結愛さん
すごく細かい描き込みがされているペン画です。シンメトリーなモチーフも面白いですね。
佳作「玲瓏」 3年 早坂玲舞さん
美しいものと、美しい色に囲まれた自画像です。色鮮やかでありながら、少し寂し気な表情に見えます。
入選「おわるな、おわるな」 3年 村元愛羽さん
DAコースではなく普通コースの美術部員からついに入選！子ども時代の夏休みを思わせる作品です。
佳作「憧憬」 2年 浦山彩花さん
龍の鱗を持っており、表情や光から憧れを感じますね。瞳の描き込みがとても美しい作品です。
入選「究極の野菜スープ」 2年 小山内優月さん
文句なしに究極の野菜スープですね。クマ印の鍋がすごくかわいいです。
入選「Don't let me go」 2年 甲斐航さん
モナ・リザと真実の口が描かれています。この表情、何を訴えかけているのでしょうか。
佳作「じゃぱん」 2年 笹百花さん
背景に金箔（の模造）を貼っていて、すごく手がかけてある作品です。令和じゃぱんですね。
入選「蟲」 2年 田川深雲さん
半立体作品です。パネルから飛び出したムカデがリアルです。本人曰く、ムカデはかわいいとのことです。
入選「遺体の思考」 2年 寺希寿菜さん
事故で亡くなった方の、亡くなる瞬間の思考というコンセプトですが、とにかく不思議ですね。
佳作「見てない」 2年 西山羽衣子さん
たくさんの目が集まって巨大な目になっています。全ての視線がどこを向いているのか気になります。
入選「2/3Dimention」 2年 牧口怜愛さん
これも半立体作品で、しかもパネルを切り抜いています。3分の2次元、なんだか深いですね。
入選「いつか枯れるなら」 2年 三浦希星さん
花を擬人化した作品です。枯れている表現や、枯れることへの恐怖のようなものを感じます。でもかわいい。
入選「花の便り」 1年 工藤真花さん
水中にも桜が咲くとこんな感じになるのでしょうか。すごく美しかわいい作品です。
入選「アイジャック」 1年 坂井恒太さん
ポスターのようなアニメのような面白い作品です。彩度の低い色で画面全体に統一感がありますね。
入選「一息」 1年 俣野百香さん
とても1年生とは思えない描写力です。描き込みもすごいけど、独特の色合いもすばらしいですね。
入選「Reborn」 1年 山澤芯織さん
幻想的な作品ですね。たくさんの動物が白のみで描かれているのも、不思議ですね。
佳作「廻」 3年 鈴木庵珠さん
仏様が顕現した瞬間の足らしいです。なんだかありがたいです。そして180cm規定ギリギリの大作です。
佳作「とじこめ」 2年 清水湖都さん
イカがお風呂に入ってます。このイカの質感を出すために、溶かした蝋をたくさんコーティングしています。
入選「BOULANGER!」 2年 塚田朱梨さん
パンや小物はもちろんのこと、壁のレンガや床など全てこだわりの手作りです。すごい作り込みです。
佳作「コンコン亭やかん独演会」 2年 髙橋凛さん
映像作品です。狐の落語家と、それに憧れる子ダヌキのかわいいストーリーでした。まんじゅう怖い。
以上、23作品が入選および佳作となりました！
今回は入選などしなかった生徒も、作品に真摯に向き合い制作する姿には感動させられました。
多くの良い作品と出会い、また大きく成長したことと思います。
最後に、搬入当日の集合写真です。皆さん、やり遂げた表情が素敵ですね！！
