■SDS基礎(2023/3)ディベート週間
【ディベート週間】
3/7(火)~3/16(木)はSDS基礎「ディベート週間」でした。
ディベートは、一つのテーマについて肯定側・否定側に分れ、データ・根拠・証拠をベースにして
論戦を繰り広げます。「思考する力」のCritical thinking(批判的思考力)・Logical thinking
(論理的思考力)、「発信する力」のプレゼンテーション能力・質問力を育てる活動です。
今回は「ディベート甲子園」のルールを基本に、北海道科学大学・佐々木智之准教授にご指導い
ただき、「旭丘DS科オリジナルルール」で実施しました。
■3/7(火)講義「ディベートとは」
ディベート週間は佐々木先生の講義から始まりました。
ディベートの目的やルールについて学び、意義やどんな力が身につくかを教えていただきました。 |
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滑舌の練習もしました。
皆さんもご一緒に、30秒間言ってみましょう! ア行:「相合傘の愛妻家に会う」 サ行:「新設 診察室 視察」 |
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短く意味のある発言をするトレーニングもしました。
①お題が出る ②30秒で考える ③20秒で発言する |
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最後に、大学生の方のモデルディベートを見せて頂きました。 フローシートに記入しながら、ディベートの流れを確認していきます。 |
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今回のテーマは、
「札幌はオリンピックを誘致すべきである。是か非か。」
「学校では紙媒体の教科書を廃止し全て電子化すべきである。是か非か。」
の2つです。
肯定側・否定側、どちらになるかは試合直前のじゃんけんで決まります。 自分の意見が肯定か否定かで議論する訳ではなく、双方の立場で聴衆を納得させる 論拠・データを準備して、あくまで「競技」として試合をするのがディベートです。 |
■3/8(水)~3/15(水) 準備
このディベート週間は9コマの授業(講義2・準備4・試合&振り返り3)で行いました。
SDS基礎(2)と国語(2)・公共(3)・英語(2)の教科横断的な取り組みとして9コマを確保して実施することができました。
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準備です。
テーマについて、肯定的事項(メリット)・否定的事項(デメリット)を洗い出し、どんな議論の組み立てにするかを準備します。 |
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学校で契約している「新聞のデータベース」や「オープンデータ」を活用します。そして、 ①立論 ②第1質疑 ③第2質疑 ④第1反駁 ⑤第2反駁 を肯定側・否定側の両方の立場で準備します。 (反駁の読み ⇒ はんばく) |
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DS科の7組と8組で8班ずつ作り、 7組vs 8組で対戦します。
白熱した試合になることを期待しましょう。 |
■3/16(木) 試合
試合当日です。 4教室で2試合ずつ行います。
・ルールの確認 ・じゃんけんで肯定側、否定側を決める ・最後の打合せ
さあ、試合開始です。 |
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左:肯定側 / 右:否定側 / 手前:ジャッジ |
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ディベートは立論からスタートします。 ・肯定側立論→否定側質疑 ・否定側立論→肯定側質疑
今回「スライドを3枚まで使用してよい」という旭丘DS科オリジナルルールを適用しました。 1年間磨いてきたデータサイエンスの力で、聴衆を納得させることに挑戦です。 |
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立論に対する「質疑」 相手の弱点を突く質問ができるでしょうか? |
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←「反駁」の前にチームで打合せ。
・否定側第1反駁 ・肯定側第1反駁 ・否定側第2反駁(議論のまとめ) ・肯定側第2反駁(議論のまとめ)
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反駁は、相手のデータ・論拠の弱点や矛盾に対してアタックし、相手のアタックに対してはディフェンスをします。
相手の出方に対応して2分以内で反駁します。 |
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ふ~~、終わりました。 あとはジャッジを待つばかり
↓やれることはやりました。 |
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【試合結果】 テーマ①「札幌は冬季オリンピックを誘致すべきである。是か非か。」
[肯定側]<チーム名> [否定側] ●8組<キャプテン翼> VS ○7組<森> ●8組<トウキオリンピック> VS ○7組<相合傘の愛妻家> ○8組<sixSTONS> VS ●7組<レンチンパスタニキ> ○8組<IOCトーマス・バッハ> VS ●7組<映画ドラえもん のび太と24927人のフライパンマン>
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【試合結果】 テーマ②「学校では紙媒体の教科書を廃止し全て電子化すべきである。是か非か。」
[肯定側]<チーム名> [否定側] ●7組<ポトフ> VS ○8組<毎食ブルーベリー> ○7組<シン・中そら田> VS ●8組<バイタルコントルール> ○7組<Blue tooth> VS ●8組<H3> ●8組<ハンドマウンドバケツ> VS ○7組<たっくんズ>
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肯定側・否定側の勝ち負けは、テーマ①が2勝2敗、テーマ②も2勝2敗。全くの互角でした。
また、7組vs8組の勝ち負けも合計4勝4敗と互角の勝負を繰り広げました。
白熱した戦いだったと言って良いでしょう!!
佐々木先生にご講評いただき、ディベート週間は終了です。講義から講評まで、ありがとうございました。
アンケートでは、「楽しめた」「またやりたい」「議論や意見表明の力がついた」と答える生徒が多い結果となりました。
ぜひ、アンケートもご覧ください。 |