サッカー部 ブロックリーグ2021 第8節(後期1節)結果報告
ブロックリーグ2021 第8節(後期1節) 対 札幌大谷5th 結果報告
緊急事態宣言が明け、リーグ戦も再開となりました。
リーグ戦のレギュレーションが変更となり、前半7節の成績から、後半は成績別4チームリーグによる3試合の結果で、次年度の上位リーグへの昇格争いを戦うこととなりました。
藻岩高校は上位から2番目のリーグに所属し、後半3試合の結果次第では次年度のリーグ昇格の可能性がある位置につけています。
残り3試合も負けられない戦いが続きます。
ブロックリーグ2021後半戦第1節の相手は札幌大谷5th。前半戦でも戦い、逆転負けした相手です。
前回対戦した時の印象と映像の分析から、個々のフィジカルが強くテクニックもあり、サイドバックが高いポジションを取りビルドアップしてくるチームです。
試合前は上記のことを踏まえて準備してきました。
そして試合前は、守備は立ち上がりはセーフティーだが、相手のサイドバックには積極的にプレッシングに行くこと。
後は気持ちを強く持ち、球際、ルーズボールに厳しく行くこと。
攻撃は積極的に相手の背後を取ること、ハーフスペースを上手く活用し、相手の体の向きを悪くし、クロスを狙うこと。
これらを確認し、Kickoff!
予想通り相手のサイドバックのポジションがとても高く、サイドハーフが中央に絞り気味になり、DFラインのマークがつかみにくい状況をつくられます。しかし前線のFW2人がしっかり限定し、簡単に中央にパスを入れさせません。サイドにボールが行けばプレスがかかりますから、簡単に相手も前進出来ず、ロングボールを選択してくる状況が何度も作れました。
しかし、前半、ルーズボールの処理が中途半端になってしまい、ゴール前、相手FWにボールを奪われ落ち着いて決められ、先制点を奪われてしまいます。
個の力は相手が上で、なかなか主導権を握ることは出来ませんが、相手のサイドバックのポジションが高いぶん、こちらもサイドハーフやFWが何度か相手の背後を狙いチャンスを作ります。
しかし、点数を取り切れずに前半終了。
ハーフタイムは、守備のマークの確認と、プレスの開始のタイミングを確認。
攻撃は選手からアイデアをもらい、裏抜けする選手を囮にして、出来たスペースを活用すること、自分のマークが誰なのか、自分が誰を食いつかせているかを認識し、相手のポジション変化をよく見てボールを動かすことを確認しました。
緊急事態宣言による休部もあり、スタミナに不安がありましたが、選手のみんなは後半もタフに戦ってくれています。
そして前線の守備からボールを奪い、チャンスが訪れます。
同点ゴールです!
しかし、やはり久々の90分の試合と、練習不足の影響からか、足がつって動けなくなる選手が続出します。
ですが、そこは選手交代を積極的に行い、交代選手が奮闘してくれます。
後半も相手に主導権を握られ、何度もピンチを迎えますが、クロスバーやDFやGKの懸命なシュートブロックで失点を許しません。
そして試合終了間際、粘り強くボールを繋ぎ、
逆転に成功します!交代選手が決勝点を決めてくれました!
2-1で勝利!
内容としては相手が上回っていましたが、交代選手の活躍もあり、何とかリベンジを果たすことが出来ました。
この試合で得た成果と課題を次節10月31日(日)予定の試合に繋げるとともに、チームの底上げを図りたいです。
日没が早くなり、練習内容としては出来ることは限られてきますが、次年度リーグ戦昇格に向けて引き続き頑張っていきたいと思います。