⑱後期古典演習の振り返り(国語科51期2年次)
2024年度の後期古典演習の履修者(2年生 A 9名)を対象にした半年間の振り返りを行いました。
本校では、単位制の強みを活かした少人数講座を開講しています。
10月の授業開きでは、「なぜ、わざわざ古典演習を履修したのか」という問いかけから始まりました。全員履修の古典探究が週2時間あるにも関わらず、追加で週2時間この授業を受けたいと思った背景を探ると、「古典が得意だからもっと伸ばしたい」「古典が苦手だから勉強時間を増やしたい」という二極化したニーズがあることが分かりました。
そこで全員の共通点を抑え直すと、「古典の力を身に付け、古典探究の定期考査や模擬試験の得点を伸ばしたい」ということが見えてきました。
その結果、古典探究の授業内容とオーバーラップする形でこの授業を進めていくことになりました。古典探究で扱う作品に関連する初見問題に取り組み、「古典の基礎知識」「古典の問題を解くスキル」「古典探究の授業に関連する人物や社会背景の把握」を軸にした授業を展開していきました。
基本的には、生徒同士による学び合いのスタイルを採用し、自分たちで解決できないものは先生に解説を求めたり、生徒たちが気付いていないポイントがあれば教員からレクチャーする授業体制を取りました。
最後の授業では、振り返りを兼ねて「履修を検討している後輩に向けてこの授業のオススメポイントをまとめる」という時間を取り、以下のスライドが完成しました。
教員に気を遣ってやや過大評価してくれている感も否めないですが、概ね満足度の高い学習を進めることができていたようです。
少人数講座だからこそ、個々のニーズに応えながら、「誰一人取り残さない」という意識を持って学び合っていた姿が印象的でした。
市立札幌藻岩高等学校国語科 對馬光揮
