1・2年次を対象とした毎年10月の最終週に行われている「学問研究ガイダンス」を今年も実施しました。

今年度は22講座を開講し、道内・道外を問わず、様々な学問分野の大学の先生にお越しいただき、大学の模擬講義や、先生ご自身の研究などについてお話を伺います。

2年生は見学旅行明けで、本格的に大学選びや自分の進路について考える時期で参考になったのではないかと思います。また、1年次にとっては大学の授業に初めて触れる機会で、学問や進路を考えるきっかけになったはずです。6時間目からは推薦型選抜を受験予定の3年次の数名が、自分の志望大学の講義を聴いている姿もありました。

 

80分の講義はあっという間に終了し、20分の振り返りシートへの記入があります。

振返りシートの感想の一部を以下に紹介します。

  

上手にケンカできますか?

 はじめは上手にケンカって何?と思っていましたが、講義を聴いて、上手なケンカができれば相手との関係をよりよものにできると知りました。広い意味でのもめごとは、今まで自分がもめごとだと思っていなかったことや小さなこともあり、日常生活で以外にももめごとがたくさん起きているんだなと思いました。互いにとって良い解決方法は必ずしも中間を選べばよいわけではないと知り、きちんと理由を話し合い、互いに満足できる方法を考えたいと思いました。今回の講義を聴いて1番驚いたことは、私たちは会話のときに、視覚、聴覚、内容の3つで伝えたり理解したりするので、SNSでの会話のときは、内容の1つだけとなり、その場合7%ほどしか伝わらないということです。今回の講義では、知らないことだらけで新しい考え方があると知りました。これからケンカになったとき、互いに良い気持ちになるように、理由を話し合えるようにしたいです。そして怒りに行動を支配されないように、深呼吸などをして、気持ちを落ち着かせられるようにしたいです。本日は本当にありがとうございました。