「ゲームをつくろう」

目的

近年、家庭用ゲーム機に加えて、パソコンやスマートフォンなどゲームが多様化している。またeスポーツの普及でゲーム市場全体が活性化しており、ゲーム業界は成長産業となっている。今回はゲーム業界の現状やゲーム制作に必要なスキルについて学び、作成ソフトを用いてゲーム作りに挑戦する。 

  講師  株式会社スマイルブーム 代表取締役 小林貴樹 様

 

  日時  2022 923日(金・祝) 9:0012:00(予定)

  

     事前学習: 99日(金)(放課後に1時間程度。パソコン設定やソフトの動作確認)

     事後学習:107日(金)(   〃   各自が作ったゲームをプレイして意見交換)

 

  

  内容・時程    9:00~ [講 義]ゲーム業界の現状/ゲームづくりの行程・スキル

   10:00~ [実 習]ゲームづくりに挑戦

 

■事前学習・講座当日の様子

 

【99() 事前学習】

 

 

 

(1)どんなゲームが好きか

(2)ゲーム作りに必要な能力は何か

班ごとにまとめ、発表しました。

 

 

 

 9月23日(金・祝) 講座当日】

 

 

 

旭丘高校メディアコーナーにて、株式会社スマイルブーム代表取締役小林貴樹さんをお招きして、ゲーム作りに必要なことをなどの講義をしていただきました。

 

 <講義>

 

 

ゲーム制作は、ルール(ゲームプラン)担当、ビジュアル担当、サウンド担当、プログラム担当など、チームに分かれて分担作業をするそうです。各作業について講義して頂きました。

 

 

 <実習>

 

 

講義のあとはゲームづくりに挑戦です。小林さんの会社で開発したソフトを用いて、簡単なゲーム(初歩的なRPG)を作ってみましょう。ストーリーを練る人、タウンマップに凝る人、敵との戦闘に凝る人など様々でした。

 

今日のゲームづくりは2時間程度で終了。

 

各自もう少し作り込んだ上で、2週間後の事後学習で発表します。

 

小林さん、ありがとうございました。

 

 ■事後学習の様子

 

107() 事後学習】

 

それぞれが作ってきたゲームをお互いにプレイして意見交換しました。M301(アクティブラーニングルーム)にビックパッドを4台セッティングして行いました。

 

スマイルブームの小林社長から色々なコメントを頂きました。

 

 

 

 

 

敵とのバトルを楽しむ作品、バトル無しで情報を集めてクリアする作品。同じ作成ソフトを使っているのに、それぞれに違う世界観が表現されていました。

 

「どこにいったらカバン手に入るの?」

「あ、そこ行くと危ない!」

 

最後にゲーム業界のことについてお話下さいました。

 

「この業界で働いている人は、いくつになっても楽しんで働いているよ」

 

ゲーム業界は成長産業の一つです。この中から携わる人が出てくるかもしれません。

 

小林社長、事前学習・講座・事後学習と3回もご来校頂き、本当にありがとうございました。

 


■事後アンケート

事後アンケート 

 

 

■振り返り&感想

今まで将来ゲームに関わる仕事につけるのは才能のあるごく一部の人だと思っていたが、様々な仕事

 があったため自分にもできるのではないかと思い興味が湧いた。

 

・事後学習で披露することは叶わなかったのですが、BGMや一部効果音をDTM(DAW:Cakewalk)で

 自作してゲームを制作させていただきました。

 

・ゲームを作りを体験できてとても良かったです。しかし、ゲームを作るのは自分には難しくて、

 ぜんぜんおもしろい発想を出ず、向いてないなと思いました。

 

・ゲームを作ることの楽しさだったり、ゲームを作って販売をして稼ぐことの楽しさがわかった。

 

・(ゲーム内のアクションが)物理演算によって動いているということ。これを知って壁抜けなどが

 起こる理由がわかったのも印象に残っている。

 

 

 

■課題【君ならどんなゲームがヒットすると思うか】

 

 *将来、世の中に出るゲームもあるかもしれないので、掲載しないでおきます。