春休み4月の3日に本年度初の活動をしました。

今年の研究テーマは寒締めホウレン草の甘さの秘密に迫ることです。

ホウレン草は冬に旬を迎えて甘くなります。さらに寒締めホウレン草は冬場にハウス栽培の

ビニールを開けて寒風にさらすことによって、ハウス栽培のものに比べて甘みが増すことを

確認しました。

さらに、私たちは寒締めホウレン草に含まれるタンパク質を電気泳動して、ハウスものに比べ

て濃度の高いタンパク質があることを確認しました。

これから暖かくなって、ハウスものから露地物に代わっていき産地も移っていく中で、

ホウレン草の糖度とタンパク質の濃度について追っていきます。

本日のサンプルは函館産です、季節から考えてハウスものでしょう。

一定量を取ってすりつぶし、絞ってジュースを取ります。

糖度計で糖度を測定します。8から12ぐらいあります。

冬場のホウレン草は本当に甘いのですね。

あらかじめ質量を計っておいて乾燥させ、乾燥重量と、糖度から

当分含有量を測定します。

次回はタンパク質の電気泳動です。

科学部の活動に興味のある方は、4階物理実験室に顔を見せて下さい。