科学部H26年度 初活動
春休み4月の3日に本年度初の活動をしました。
今年の研究テーマは寒締めホウレン草の甘さの秘密に迫ることです。
ホウレン草は冬に旬を迎えて甘くなります。さらに寒締めホウレン草は冬場にハウス栽培の
ビニールを開けて寒風にさらすことによって、ハウス栽培のものに比べて甘みが増すことを
確認しました。
さらに、私たちは寒締めホウレン草に含まれるタンパク質を電気泳動して、ハウスものに比べ
て濃度の高いタンパク質があることを確認しました。
これから暖かくなって、ハウスものから露地物に代わっていき産地も移っていく中で、
ホウレン草の糖度とタンパク質の濃度について追っていきます。
本日のサンプルは函館産です、季節から考えてハウスものでしょう。
一定量を取ってすりつぶし、絞ってジュースを取ります。
糖度計で糖度を測定します。8から12ぐらいあります。
冬場のホウレン草は本当に甘いのですね。
あらかじめ質量を計っておいて乾燥させ、乾燥重量と、糖度から
当分含有量を測定します。
次回はタンパク質の電気泳動です。
科学部の活動に興味のある方は、4階物理実験室に顔を見せて下さい。
登録日: 2014年4月5日 /
更新日: 2014年4月21日