「サイバーセキュリティを学ぶ」

 

目的  サイバー犯罪の実態とセキュリティの基礎知識を学び、専門機関の方々に

    デモンストレーションを見せて頂くことにより、サイバーセキュリティへ

    の理解を深める。また、闇バイトなどのSNSを介在した犯罪についても講義

    して頂く。

 

協力  北海道警察サイバーセキュリティ対策本部

    北海道警察情報通信部

 

場所  旭丘高校・M301講義室

 

日時  7/31()  (事前学習:7/21() 放課後)

 

内容 ・サイバーセキュリティの基礎知識

・サイバー犯罪の手口

SNSを介在した犯罪(闇バイトなど)について

・サイバー攻撃のデモンストレーション

・質疑応答

 

■講座の様子 

【事前学習】7/21()放課後

 

予備知識を得るために「どんなサイバー犯罪があるのか」を調べ、各班1つずつ発表していきました。

<事前アンケート>

「この講座に期待すること」

 

・サイバー犯罪の現状と対策を知りたい

・犯罪に巻き込まれないようになりたい

・自分でウイルスに対抗できるようになりたい

・ゼミ論文の研究資料として活かしたい

【講座当日】7/31()午前

 

講座の前半は「サイバー空間に潜む脅威とその対策」について。その危険性を、実例を通して学んでいきます。

 

 

サイバー空間に潜む危険から身を守るに当たって、「パスワードの管理」は基本中の基本です。

 

みんなはしっかりと出来ているかな。

 

 

「インターネット詐欺」も、サイバー攻撃の一種。

 

そのようなものから身を守るためには、その手口について知っておくことが重要です。

 

 

講座の後半は、「サイバー攻撃」のデモンストレーションを見せて頂きます。

 

 

これは「ランサムウェア」に感染した場合の様子を再現したもの。サイバー攻撃の恐ろしさが一目で実感できます。

 

 

その攻撃過程はどうなっているのでしょうか。

サイバー攻撃の脅威から身を守るためには、そうしたことも知っておく必要があります。

 

 

こちらがその攻撃過程の様子。

 

サイバー攻撃には、人の行動を誘導する心理的な技術も使われます。

 

サイバー犯罪は身近な存在であり、それからの身の守り方について考えさせられる貴重な時間でした。

 

 

「本日はどうもありがとうございました。」

 

<生徒の感想>

◆なんとなくサイバー犯罪は自分と関係のないもののように感じていたが、今回の講座で自分たち

の日頃の生活の中にもサイバー犯罪が潜んでいるということを知り、より危険を感じるようになった。

 

◆今まで、「サイバー犯罪にあわないために安心フィルターなどをかけているから大丈夫」と思って

いたが、今日の講座を通して、その認識が甘いということに気付かされた。

 

◆以前「ワンクリック詐欺」に巻き込まれそうになった。「ウイルスに感染しました」という表示が

出て危うくセキュリティソフトをダウンロードしてしまうところだったが、冷静に対処法を調べ、

警告を無視するとができた。今回、敵の攻撃対象にならないような心理状態をつくり、対処法を身に

つけることが大切だと教えてくださったと思う。

 

◆闇バイトで連絡手段として用いられるテレグラム・シグナルなどの会話の痕跡が残らないアプリを

実際に使い、その手口の巧妙さを学ぶことができた。また、実際にランサムウェアを感染させてこの

マルウェアの恐ろしさを教えていただけて良かった。