本日のテーマは「金属の反応性」を見るです。

画像にありませんが、これはナトリウムの金属片をカッターで切り、水に入れたあとです。ナトリウムは水に溶けます。また、発生した気体にマッチを近づけると激しく燃え上がります。

お湯にフェノールフタレインをいれ、マグネシウムリボンをいれました。マグネシウムの表面ではピンク色が濃くなるのと同時に、気体の発生が確認できます。

こちらは塩酸にマグネシウムリボンを入れ、発生した気体にマッチを近づけたところです。

ナトリウムのときと同じように、マッチは激しく燃え上がりました。これはその瞬間をうまく捉えています。

濃硫酸に銅片をいれ、バーナーであぶりました。

30秒くらいで気体が発生し、徐々に液体が青くなりました。
左は濃硝酸に銅片を、真ん中は希硝酸に銅片を入れたところです。同じ名前の硝酸でも、溶け方や、発生した気体の色の有無などに違いがあることを確認できます。
 本日の実験後の試験管を並べてみると、金属の反応は液体や金属ごとに違うことが定性的にわかります。
少々危険の伴う実験ですが、教科書に書いてある反応を実際に確かめることは大切なことです