■SDS基礎(2022/8-12)その2
【さっぽろ探究 特別講義&研究計画発表会/8月25日(木)】
まずは、北大・数理データサイエンス教育研究センターの行木孝夫教授による「特別講義」です。
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「データサイエンスの必要性と政策の動向」
というタイトルで講義して頂きました。 |
←2000年の有珠山噴火
過去の観測データの蓄積から「こういうデータで噴火しなかったことはない」という専門家の言葉で、自治体が迅速に動き、人的被害を出しませんでした。 |
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2016年
深層学習と強化学習を組み合わせたAI「AlphaGo」が世界屈指の囲碁棋士を倒しました。 |
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「AlphaGo」の技術を発展させ、タンパク質の構造推定への挑戦が始まります。病気の根本原因解明や新薬開発につながる研究です。
囲碁からライフサイエンスに発展していったのです。 |
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1990年代後半にインターネット・Web世界が発展。
目的のWebページに素早くたどり着くことを可能にした数学の理論です。「革新を起こすには幅広い教養が必要です」と行木先生。 |
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「デジタル社会の『読み・書き・そろばん』である『数理・データサイエンス・AI』の基礎は、全ての人に必要な力です」 |
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貴重な講義をありがとうございました。 |
続いて「さっぽろ探究計画発表会」を行いました。
発表時間は3分、質問・アドバイスが2分です。
温暖化とゴキブリ |
札幌市10区の人口構成 |
スポーツのホームゲームと勝率 |
初雪予測 |
生徒から意見・質問 |
行木先生からアドバイス |
北海道で人口増加している自治体 |
桜の開花予測 |
主食の変化 |
謝辞 |
21の班が多岐にわたる研究テーマの計画を立て、発表しました。
行木先生からは「自分が高校生のとき、ここまでの発表ができたか分からないです。どの班も素晴らしかった。」と評価頂きました。各班に対してのアドバイスでは「こんな視点を加えると良くなります」「項目を広げすぎて結論にたどり着けるか心配です」「ここのデータの出所を明確にして下さい」「仮説の立て方に工夫が必要です」など具体的なアドバイスがありました。
今後の活動で結果がでるように頑張りましょう!
【今後の予定】
8月~10月:探究活動を行う
11月:ポスターづくり
12月:校内・校外での発表会(高評価の班は「探究チャレンジ北海道」に挑戦します)