2月19日(金曜日)から、書道Ⅰの授業で取り組んだ作品を、生徒玄関前、多目的室前、4年生ラウンジに展示しています。
Unit3では、「つながり」を主要概念とし、「日本的美の概念は継承される」を探究の主題としました。
日本の伝統的な空間美を持つ「仮名の書」を取り上げ、国語の授業で学習した和歌を、「構成」・「変体仮名」・「連綿」・「料紙」・「額」の組み合わせを考えて「散らし書き」にしました。

2週間ほど展示する予定です。
是非御覧下さい。

用語の説明
「散らし書き」…通常の行頭と行末が揃えて書く書き方(行書き)とは異なり、紙面上の重心や空間を考慮しながら、文字を散りばめて配置すること。
「変体仮名」…元々は一音ごとに由来の異なる多くの種類の仮名がありましたが、不便さから現在のひらがなに統一されました。現在使用しているひらがな以外の仮名を「変体仮名」と呼ぶ。
「連綿」…一文字と一文字をつなげて、流れを意識して書くこと。
「料紙」…仮名作品に使われる美しい紙。紙の背景を意識して文字を配置することも重要な要素。