サイエンスアカデミー2024⑤北海道大学訪問~工学部~
「北大工学部訪問」~「複雑系・不規則系が魅せる対称性」~
1.日時 令和6年(2024年) 11月9日(土)午前
2.場所 北海道大学工学部(札幌市北区)
3.参加 20名
4.目的 北大工学部を訪問し、応用物理学部門の専門研究に触れ、
学問の面白さや奥深さを感じてみよう。
5.講師 ①「不規則系におけるフラクタル性 」
⇒工学研究院応用物理学部門 小布施秀明 准教授
②「複雑な社会の単純な法則 -複雑ネットワークの科学-」
「大学院生の生活について(研究室、就職活動などについて)」
⇒工学院修士課程2年 坂井宏惟 さん
③「北大フロンティア入試」についての説明
⇒工学研究院応用物理学部門 浅野泰寛 教授
6.講座の様子
<事前学習 11/6(水) 放課後> 講師の先生から提示されたキーワードを調べました。
「フラクタル」「スケールフリー性」については班ごとに調べて発表し、「光(波)の干渉」については物理の先生に解説してもらいました。 |
発表 |
「フラクタル」「スケールフリー性」 |
北大工学部への行き方を確認 |
<講座当日 11/9(土) 北大工学部> 講義①は、小布施先生の「不規則系におけるフラクタル性」
自然界に存在するフラクタル構造、障壁に対する波の進み方(光の干渉)、不規則な障壁に対する電子波の進み方、金属‐絶縁体転移、などについて講義して頂きました。内容は難しかったけど、3択クイズを出してもらうなどして、考えながら参加できました。 |
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シミュレーションで描いたシダ |
コッホ曲線、シェルピンスキーギャスケット |
レーザーをスマホ画面に当てたときの反射光の様子 |
金属-絶縁体転移の臨界点に現れるフラクタル |
不規則な障壁に波を当てるシミュレーション |
魚のウロコが光るのは、この現象だそう |
メモを取りながら |
写真⑨ |
講義②は、 修士課程2年の坂井さんの「複雑な社会の単純
世の中のあらゆるネットワーク(SNS、友人関係、企業間取引、ウイルス感染症…)に潜む法則を見つけ出す学問でした。 その後、「大学院生の生活について」と題して、総合理系入試→学部配属の仕組み、大学院とはどんなところ?、大学院生の1日の生活、就職活動、などについて教えて下さいました。 |
講義② 複雑ネットワークの科学 |
ウイルス感染症も研究対象 |
スケールフリー性とは「ハブ」が存在すること |
世の中はスモールワールド |
大学・大学院の生活について |
理系学生は多くが大学院へ。 |
院生の1日の生活は? |
浅野先生が、
「工学部の学部・学科」 「総合型選抜・フロンティア入試(TYP2)」
について、説明して下さいました。 みんな真剣に聞いていました。この中から、フロンティア入試に挑戦する人も出てくることでしょう。 |
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最後に謝辞を述べました。 3人の先生方、休日にも関わらず、講座を準備してくだりありがとうございました。 |
7.生徒の感想
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