ワークショップ

科学的モデルの構築と検証方法・課題研究のスタートアップ講義

目的

  ワークショップを通し、科学的探究能力の育成指導方法の一つを習得する。また、調べ学習から課題研究に発展させる思考方法を学ぶ。

日時

  2024年5月9日(木)3・4校時

講師

  大阪教育大学・産官学イノベーション共創センター 教授 仲矢 史雄 氏

対象

  数理データサイエンス科1年次全員

講演会の様子 本校のSSH学校設定科目「理数理科」の時間に、本校SSH運営指導委員の仲矢先生をお招きして、特別授業を行っていただきました。1年次後半から始まる探究活動に向け科学的探究能力を習得するための一環としての授業となります。University of California, Berkeley校で開発されたモデル構築教材「Black Box」を振ったり、傾けたりすることで内部構造のモデルを考え、グループごとに協議し、最後に全体で協議して、我々が考え得るもっとも合理的なモデルを得る作業を行いました。  未知な対象へ科学的に合理的にアプローチし、仮説を立て、論証し、研究者間で協議して、もっとも合理的な結論に達するという一連の手続きを体験することは、今後の課題探究や観察に大いに役立つと思います。