「スポーツとデータサイエンス」

 1.日時 914日(土) 8:4012:30

 

2.場所 エスコンフィールドHOKKAIDO北広島市

 

3.参加 20

 

4.目的 北海道日本ハムファイターズのデータアナリストに、

            プロ野球のデータの分析方法、活かし方、そして

            データサイエンティスト働き方やキャリアについて

            学ぶ。

 

5.講師 北海道日本ハムファイターズ チーム統轄本部

 ベースボールオペレーション部  哲也

 

 

6.研修の様子<事前学習>

<事前学習 9/9()放課後>

 

 今年のお題は「提示された12人の投手のデータから、『良い投手』の定義を各班でつくり、良い投手の順に並べよ」というものでした。提供して頂いたのは、2023年のNPBの投手(名前は伏せられてる)の勝敗数、平均球速、防御率、OPSBABIP、奪三振率など14項目でした。

<講座当日 9/14() inエスコンフィールド

 

 講座はエスコンフィールドの記者会見場で行われました。まず井尻さんの略歴や、データアナリストとしての役割や働き方など貴重なお話を伺いました。そして各班が課題を発表し、井尻さんが解説してくださいました。

その後、スタジアムツアーに参加し、グランドやベンチに入りみんな大興奮でした。1か月後、ここで日本シリーズが行われているのでしょうか?

新庄監督や選手が会見をする場所です

どんな視点で分析したのかな?

壇上で発表

僕たちの分析はどうでしょう?

プロのアナリストはデータをどう分析するのか

スタジアムツアー(有料)にも参加

Fガールに写真をとってもらいました

 

7.生徒の感想

◆私は幼少期からスポーツをすることと見ることの両方がすごく好きで、スポーツに携われる仕事に就きたいと思っていました。はっきりとは決まってませんでしたが、データサイエンティストやスポーツマネジメントなどの職種には興味があり、今回は自分がもしその道に進んだら、と、想像出来ましたし、より興味が深くなりました。これからの将来の職業や大学選択の時に大いに活かせそうです。とても良い学習になりました。

◆事前学習ではグループの人と定義を考えてそこからいい投手を考えるのがむずかしかったです。またそれを当日にいろんなグループで共有し、たくさんの意見があるんだなって感じました。講師の方のお話はもちろん、スタジアムツアーがとても楽しかったです。選手のベンチへ行ったり、高級の座席に行ったり普段では行けない場所に行けて貴重な体験をさせてもらいとてもいい経験になりました。今回学んだことを今後の探究活動でデータの見方などをする上で活用して行こうと思います。

◆班のみんなとデータから良い投手を考えたり、井尻さんのお話で見たままのデータをすべて使うのではなくデータを樹形図のように分けていって、どこまでが投手の責任の範囲のデータなのかを考えたり得失点差のデータや勝負強さ、筋肉量のデータなど自分たちで相関や規則性を見つけていると知り、データから見るスポーツのおもしろさに気付くと同時に今までとは野球の見方が大きく変わりました。