SDS探究(2年次の探究活動)
答えのない問題に、知識と知恵をフル活用
足りないことは、その場で学んで身に着ける
学校外での発表や専門家との交流で、世界が広がります
そんな経験が君たちを大きくします
数理データサイエンス科で一緒に探究しませんか?
-----------------------------【告知】------------------------------
12/6(水)に「成果発表会」は盛会のうちに終了いたしました。
追ってご報告いたします。
◆2年次の発表(オーラル):10:40~12:30(予定)
◆1年次の発表(ポスター):13:10~15:00(予定)
◇2023年・研究成果発表会のページ
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■□■□■ 2023年度 65期2年次の探究活動 ■□■□■
※随時更新していきます
※北海道大学より4人のTA(Teaching Assistant)に加わって頂き、複数の班を指導して頂いております。
・鈴木玲海さん(獣医学院 D2)・宮本真希さん(工学院 D2)
・西浦翼さん(情報科学院 D2)・森雄斗さん(情報科学院 D2)
1班 |
班名:すばる(6人) |
タイトル:折り紙の数学 |
【研究内容】 私たちは、1枚の紙から強い構造のイスを折る研究を行っている。展開図を作成してイスを折り、計算ソフト「MASTAN2」を用いて構造計算を行い、より強度のある設計を試みている。
【キーワード】 離散幾何学、構造の強度、MASTAN2 |
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【研究の成果】 座面が三角形・五角形・七角形のイスを作成。構造計算により、座面の頂点の数が増えるほど強度が増すことが分かった。 【今後の展望】 脚の部分の形による強度の変化を調べる。 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 【ご助言・ご協力】 公立はこだて未来大学 三上貞芳教授 |
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2班 |
班名:さーもんず(5人) |
タイトル:PM2.5の測定 |
【研究内容】 北海道大学北極域研究センターのご協力のもと、旭丘高校の屋上にPM2.5観測装置が設置され、9月~10月にかけてPM2.5の観測に挑戦し、その分析を行った。
【キーワード】 PM2.5、天候、気象イベント |
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【研究の成果】 * 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 【ご助言・ご協力】 北海道大学北極域研究センター 安成哲平 准教授 名古屋大学 宇宙地球環境研究所 松見豊 名誉教授 |
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3班 |
班名:北海道ゴキブリ(株)(7人) |
タイトル:札幌のゴキブリの研究 |
【研究内容】 近年北海道でもゴキブリが繁殖するようになっている。そこで旭丘高校周辺に生息するヤマトゴキブリを捕獲し、餌の好みや寒さへの耐性を調べ、どのような条件で越冬可能なのかを調べている。また、北海道に適応した形態の変化や、家屋への浸入を防ぐ方法についても研究中である。
【キーワード】 ヤマトゴキブリ、越冬、寒冷地適応 |
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【研究の成果】 * 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 酪農学園大学サイエンスファーム(主催:酪農学園大学/2023.8.19/オンライン) 【ご助言・ご協力】 酪農学園大学 中平賢吾准教授・北村浩教授 / 北海道大学TA |
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4班 |
班名:KFC(6人) |
タイトル:翼の形状と航空機の特性の研究 |
【研究内容】 私たちは航空機における翼の形状が、飛行能力にどのような影響を与えるかについて研究を行った。厚紙で様々な形状の翼の飛行機を作成し、飛行条件を一定にして、飛距離や飛行時間の測定実験を行った。
【キーワード】 航空機、翼、発射台 |
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【研究の成果】 飛行条件を一定にするための発射台の作成 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 【ご助言・ご協力】 北海道大学TA |
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5班 |
班名:Renergy(3人) |
タイトル:風力発電におけるプロペラの最適解 |
【研究内容】 日本では独自生産されていない風力発電のブレード(プロペラ)について、重心を変えることで発電効率がどう変化するかを研究している。
【キーワード】 風力発電、発電効率、重心、3Dプリンタ |
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【研究の成果】 * 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 第87回海洋教育フォーラム(主催:日本船舶海洋工学会/2023.12.9/函館市) 【ご助言・ご協力】 北海道大学TA |
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6班 |
班名:アザラシと貝(3人) |
タイトル:ホタテのウロと海の環境 |
【研究内容】 ホタテのウロには海の汚染物質が蓄積されることに興味を持ち、パックテストを用いてカドミウムの検出に挑戦している。いくつかの海域のホタテを調べ、比較検討したい。
【キーワード】 ホタテ、パックテスト、カドミウム |
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【研究の成果】 * 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 第87回海洋教育フォーラム(主催:日本船舶海洋工学会/2023.12.9/函館市) 【ご助言・ご協力】 北海道大学TA |
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7班 |
班名:WHITE(2人) |
タイトル:旭丘周辺の野生生物の生態調査 |
【研究内容】 旭丘高校には札幌市中央区にあるにも関わらず、キツネ、鹿、エゾリスなど様々な野生生物が現れる。そこで校地内に数台のカメラを仕掛け、野生生物の出没状況や侵入経路を調査中である。
【キーワード】 エゾシカ、キツネ、野生生物、定点カメラ |
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【研究の成果】 * 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 【ご助言・ご協力】 酪農学園大学 鈴木透准教授 / 北海道大学TA |
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8班 |
班名:気象隊(6人) |
タイトル:積雪含水量計測機器の作成 |
【研究内容】 積もった雪の含水量を計測できる機器を、既存の製品より安価で高性能に作成することを目指した。この計測機器で「気象観測機器コンテスト」に挑戦する。
【キーワード】 雪、電気熱量式計測器、含水量測定、センサー |
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【研究の成果】 * 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 高校・高専気象観測機器コンテスト(主催:WNI気象文化創造センター/1次審査通過) 【ご助言・ご協力】 * |
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9班 |
班名:カセキスト(3人) |
タイトル:薄別層の年代測定~恐竜化石への挑戦~ |
【研究内容】 札幌市南区の地層は新生代がほとんどの中、定山渓の薄別橋周辺に分布する「薄別層」は中生代(恐竜が生息していた時代)と長年考えられてきた。そこで、我々は薄別層の年代測定や古環境復元を目指し調査を行った。
【キーワード】 地層、モース硬度、条痕色、古環境復元 |
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【研究の成果】 薄別層において黄鉄鉱を含む黒色有機質泥岩を初めて発見し、黄鉄鉱と黒色有機質泥岩の関係から薄別層の堆積環境が無酸素の海底であった可能性を示すことができた。 【今後の展望】 調査範囲の拡大。古環境をより詳細に復元する手掛かりや、生物化石の有無について研究したい。 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 高文連北海道大会(2023.10.13)※サイエンス部に所属する班員が発表 【ご助言・ご協力】 北海道博物館 成田敦史学芸員 |
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10班 |
班名:ガオクマ(3人) |
タイトル:ヒグマの出没件数ととりまく自然環境 |
【研究内容】 全国的に市街地に熊が出没し人間が襲われる被害が多発している。我々は、札幌市のオープンデータを活用して季節ごとの出没状況の変化を調べ、ヒグマ・ハザードマップの作成を目指している。
【キーワード】 ヒグマ、ハザードマップ |
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【研究の成果】 * 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 酪農学園大学サイエンスファーム(主催:酪農学園大学/2023.8.19/オンライン) 【ご助言・ご協力】 酪農学園大学 佐藤喜和教授 / 北海道大学TA |
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11班 |
班名:JYOROCHAN’S(5人) |
タイトル:美容判定アプリ |
【研究内容】 スマホで顔を撮影することで、その人に似あう色「パーソナルカラー」を分析してくれるアプリの作成に挑戦した。
【キーワード】 パーソナルカラー、プログラミング |
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【研究の成果】 あらかじめ設定していた人物の写真を使って、パーソナルカラーを分析することに成功した。(10月時点) 【今後の展望】 自分たちの顔写真でも分析できるか試みる(10月時点) 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 【ご助言・ご協力】 公立はこだて未来大学 奥野拓教授・三上貞芳教授 / 北海道大学TA |
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12班 |
班名:Sky(4人) |
タイトル:牛乳からカゼインプラスチックを作る |
【研究内容】 廃棄される牛乳が大量にあることを知り、その活用法として生分解性のカゼインプラスチックの作成に挑戦した。
【キーワード】 生分解性プラスチック、カゼイン、牛乳 |
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【研究の成果】 * 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 第87回海洋教育フォーラム(主催:日本船舶海洋工学会/2023.12.9/函館市)※一部の班員が参加 【ご助言・ご協力】 北海道大学TA |
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13班 |
班名:チキブラ(4人) |
タイトル:高齢者による待機児童改善サービス |
【研究内容】 「日本の待機児童問題の解決」と「高齢者と子どもが触れ合うことのできる場所の提供」を同時に行うビジネスモデルを研究し、高校生ビジネスプラングランプリに挑戦する。
【キーワード】 待機児童、高齢者、保育所、ビジネスモデル |
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【研究の成果】 * 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 高校生ビジネスプラングランプリ(主催:日本政策金融公庫) 札幌まちづくりコンペティション(主催:札幌市まちづくり政策局/2024.3.23) 【ご助言・ご協力】 株式会社アイエスエイ 木本健太郎様 / 北海道大学TA |
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14班 |
班名:ASAHI games(5人) |
タイトル:ゲームを作ろう! |
【研究内容】 太陽系の各惑星を舞台としたサイドアクションゲームの作成に挑戦した。
【キーワード】 ゲームプログラミング、情報化社会、スペースデブリ |
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【研究の成果】 * サイトを作りました。作成したゲームもプレイできます。 ⇒ https://asahigames-sds.studio.site
【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 【ご助言・ご協力】 北海道大学TA |
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15班 |
班名:AI’s music(9人) |
タイトル:ChatGPTの性能確認 |
【研究内容】 今後、生成AIは我々の生活や仕事を劇的に変化させる可能性がある。その上でハルシネーション(もっともらしいウソ)が大きな問題となってくる。そこで、ChatGPT3.5、ChatGPT4.0に計算問題を投げかけ、どの程度正答が返ってくるかを調査し、どのような傾向があるか分析した。
【キーワード】 ChatGPT、計算問題、ハルシネーション |
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【研究の成果】 ハルシネーションが進行していることを示すデータを取得できた。ChatGPT3.5と4.0の比較からそれぞれにどのような特徴がある分析できた。 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 * 【ご助言・ご協力】 公立はこだて未来大学 奥野拓教授 / 北海道大学TA 株式会社Design Shift 田浦將久 代表取締役 |
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16班 |
班名:ヒンナコタン(4人) |
タイトル:アイヌ語をデータサイエンスする |
【研究内容】 アイヌの方たちが何に重きを置き、何を大切にしてきたか「言語」の面からアプローチし、明らかにすることを目指している。そこで「アイヌ神謡集」と「アイヌ民譚集」に収録されている物語について、キストマイニングという手法を用いてアイヌ語の物語の分析に挑戦している。
【キーワード】 アイヌ語、逐語訳、テキストマイニング |
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【研究の成果】 * 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 *
【ご助言・ご協力】 北海道大学アイヌ先住民研究センター 北原モコットゥナㇱ 教授 北海道大学文学部 佐藤和己教授 公立はこだて未来大学 奥野拓教授 |
17班 |
班名:カレーライス(3人) |
タイトル:フードロス削減 |
【研究内容】 北海道大学触媒科学研究所の福岡淳教授らが開発した「プラチナ触媒」を利用して、トマトの腐敗を遅らせる効果を最大限高める方法について研究した。
【キーワード】 プラチナ触媒、エチレン、トマト、フードロス削減 |
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【研究の成果】 * 【今後の展望】 * 【研究集会・コンテスト・コンクールなど】 フードロス削減アイディアコンテスト(主催:フードロス削減コンソーシアム、チャレンジフィールド北海道) 【ご助言・ご協力】 北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団) |