冬休みが終わって、1か月たとうとしています。3年生はセンターテスト、大学への出願が終わり、2次試験に向けての追い込み中です。特別授業に参加している生徒の表情は、どの生徒も引き締まっていて、頼もしいです。皆が、それぞれの希望をかなえられるよう、学校全体で応援しています。頑張れ3年生!!!

 2年生・1年生は年次の総仕上げです。旭丘高校は総合的な学習をサンライズタイムと称して、全員が探究活動を行っています。2年生は所属するゼミで、1年間追い続けたテーマの論文も仕上がり、発表会に向けてポスターを準備し、相手に分かるように自らの意見を伝える準備を進めています。1年生は、2年に所属するゼミ課題研究のエントリーシートをもとにクラス内のプレ発表に向けて準備しているようです。旭丘のサンライズタイムは、誇らしい内容を持っています。この経験は、世の中に出た時、生徒にとって必ず役に立つと信じています。きっと、こういう経験をたくさんした若者が、この後の難しい時代を切り開いていくと思っています。

 昨日、図書館報『GAOMAGA』が出ました。もう今年も第7号になりますが、とてもいい記事が出ていました。1年生のSさんの『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』(東田直樹著)の紹介記事です。Sさんは中学時代から自閉症に興味を持っていて、この本を読んだそうです。「自閉症の人はこんなことを考えているんだ!なんて発見があったり、自分もそうかという共感、そして、自閉症に対する理解が生れた」と、旭丘生にこの本を紹介しました。内容をよく理解して、伝えたいことがよくわかりました。

障がいを持っている人が、そうでない人と「カベ」なく生活できる社会は、障がいを持たない人にとっても、生きやすい優しい理想の社会です。人間生きていれば欲があったりコンレックスがあったり、その裏返しで差別の感情を持ったりすることがありますが、自分と異なる考えや生き方をする人も大事な存在だと心開き受入れ、尊重し合えたら、欲やコンプレックスは些細なものに思えてくると思います。むしろ、そういうことを理解させてくれるのが、障がいとともに生きている人々ではないでしょうか。だから、障がいを持った人々は社会にとって、大切な人たちで、障がいを持った人が生きやすい社会は良い社会だと思うのです。そんなことを理解しながら、旭丘生にとてもいい本を紹介してくれたSさんに感謝したいと思います。